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Nekomataya/2010

りまぴん取扱説明書07 - タイミングマクロリファレンス


目次

タイミングマクロリファレンス


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タイミングマクロ リファレンス

主にリピートの入力を支援するためにタイミングマクロを導入しました。

ヘッドラインフレームまたはツールパネルの入力ボックスに以下の形式でごく簡単なマクロ記述ができます。

基本の入力

基本は、入力する値(トークン)をセパレータで区切っての「まとめて入力」です。

セパレータには、 "."(ドット) ","(コンマ)または " "(空白) を使用できます。

マクロ入力直後は、成功したマクロ入力の最後尾に入力カーソルが移動します。

例えばシート上で

(例)

	[1][Enter][8][Enter][7][Enter][6][Enter]

と入力する代りにツールボックスの入力欄に以下のように入力することができます。

	1.8.7.6[Enter]

これで 下のようにシート上に展開されます。

連続値の省略

連続した値はハイフン(マイナス)でつないで省略可能です。
	1-10
連続の値は逆順でも解釈します。
	23-18

トークンに何も置かない

なにも無いエントリは、空(カラ)オクリとなりスピン動作だけを行います。 以下の様に書くと1回目は3コマ撮り2回目は6コマ撮りとなります。

	s3.1.2.3.1..2..3..

この記法を使用する時は、セパレータとして「空白」を使わないほうが良いでしょう。(いくつ送ったか見えなくなります。)

繰り返し

繰り返しは、括弧または"/"(スラッシュ)でくくって、数字で繰り返し回数を指定します。
	(1-8)3	=1〜8を3回繰り返し
	/1-8/3	(.1-8.)3 ←このような書き方もできます。
繰り返し回数と閉じ括弧の間は開けないでひとつのトークンにしてください。

おしまいの閉じ括弧と繰り返し回数の間に空白を入れると別のトークンになってしまいますので、ご注意ください。

繰り返し回数が指定されていない場合、一番外側の括弧以外は1回だけ値を展開します。一番外側の括弧に限り、繰り返し回数が指定されていない場合、展開した内容をカット終了または現在選択されている範囲いっぱい繰り返します。

	(1-3) = 1,2,3,1,2,3,1,2,3…カット尻まで繰り返し

繰り返しの入れ子

括弧でくくった部分は「入れ子」が可能です。 「入れ子」の深さは無制限ですが、あまり深くなると記述が読みにくくなって間違えやすくなるのでご注意ください。

	((2-6.7-3)4.1.8-12)2
たとえば1から16番の往復リピート3回ならば、こんなふうに書けます。
	(1-15.16-2)3
閉じ括弧の後ろに数字が無い場合は、一番外側の括弧を除いて単に括弧を取り払って1回だけ展開します。
	((1-10),9,8) = (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,9,8)
括弧の代わりに"/"を使用できますが、この場合「入れ子」の記述はできません。 "/"は、単純な繰り返しの場合にのみにご使用ください。
	/1-3/ = (1-3)

スピン(こま打ち)調整

途中でコマうちの数を変える場合は動画番号の代りに「スピン制御トークン」を書きます。 制御トークンは、今のところ 1種類しかありません。
	s#
	s(コマうち数)	コマうち数の変更。
			#部分を変更したい数値に置き換え下さい。
			たとえば、s2.1.2.3.s3.4.5.6. と打ち込むと
			例の様にシートに入力されます。

組み合わせて使用

これらの記述を組み合わせてかなり複雑なタイムシートを素早く入力することが出来ます。

	例)
	s3.(.1-8.7-2.)2.s2.(.1-8.7-2.)3.

マクロに使用する記号

このマクロを使って入力する場合、マクロで意味を持つ

などの特殊な記号や文字をタイムシートに書き込み出来なくなります。

例えば、"."(ドット)[セパレータ]などをタイムシートに書き込む必要がある場合は、タイムシート上の入力セルをクリックして直接書き込んでください。

ダイアログの入力

台詞の入力にもマクロがつかえます。

台詞の場合は、カギ括弧でくくられた部分を自動的に1文字ずつ分解してスピン動作が行われます。

カギ括弧の中にはセパレータを入力する必要がありません。

1マスに2文字以上入れる場合やマクロの制御要素は、カギ括弧の外に置いてください。

太郎の台詞の場合

s3.(太郎)「ああ、な んてこった」

と入力すると下のように展開されます。

スピン制御命令は、動画番号のシートうちの場合と同じです。

句読点は、下のテーブルにしたがって置換されます。

 、	→	・	(中黒)
 。	→		(空白)
 ー	→	|	(縦棒におきかえ)
 「	→	----	(取り去って、次の文字の一つ前の駒に罫線)
 」	→	----	(罫線におきかえ)

台詞部分は、現在仕様を考慮中。これはあまりよくないか?'''

もちろん、従来通りシート上をクリックして入力してもかまいません。 今回の版から、シート上のデータをコマンドボタンでコピーペーストできるように なりましたので、それを使ってブロック単位でシートを複写することもできます。

現在のところ「台詞」欄は単なるメモにすぎませんが、 セリフを解釈してセリフシートに変換する機能を考慮しています。 いや、ほんとに考えてる…技術的にはできるんですが…この機能は需要があるのか? かなり微妙な気がしますね。どうよ?


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