たまたま小銃や弾薬を持っている兵隊

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また、15日の委員会で、航空自衛隊の輸送活動について、小泉総理大臣は、「原則として武器・弾薬は運ばないが、アメリカ兵を運ぶ際、その兵士がたまたま小銃などを持っていても、それは武器・弾薬には入らない」と述べました。
・・って おいおい総理大臣 あんた大丈夫かい? 「たまたま持ってない」ことはあっても、戦地の兵隊は「普通、持ってる」だろ?

そば屋のテレビでたわけた答弁を聞いたので、首相官邸ホームページへいって「イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画」を読んだ。

で、今回の自衛隊派遣について考えてみる。

ええと「タテマエ」上あれは「軍隊」ではない訳ですが、

自衛隊って「自国の領土に対して武力による侵攻が行われた場合、武力による自衛権を行使するため」に存在する団体な訳ですよね。

違ってませんよね。・・世間じゃその役目を果たす集団は「軍隊」と呼ぶわなぁ

個人や部隊のレベルでは、「指揮系統の命ずる目的を 武装を持って達成する」人々ですわな。
具体的には、上官が敵だと言う相手を武力で持って無力化するために日々訓練をなさっている人たちだな。

一般見解として、そのような人たちのことを日本語では「兵隊」と呼ぶぞ。

これは、法律上どうこうとかココロの持ちようが云々って話じゃなくてただの現実だと思います。
実際問題として、自衛隊は軍隊です。

で、ここで問題です

軍隊が部隊単位でよその国の紛争地域にお出かけして活動していたら、皆さんなんて呼びます?

ふつう「派兵」ですわな。

「そりゃ違う人道支援だ。」とか「戦闘地域には立ち入らない」なんて詭弁は置いといてくださいね。
国内のコンセンサスの問題ではなく、このバアイ紛争当事国および よその国の方々の立場で考えてみます。

「よその国(日本)の事情なんぞよく知らない」方々から見れば、その行為は

「日本と言う国がアメリカに援軍を出して兵站活動をしているぞ。」です。

「よその国の人はそうは考えない」とおっしゃる方がもしいたら、そう考える理由を教えてほしいトコロです。

普通の感性で見れば「国旗掲げて 揃いの戦闘服を着て 銃を携えた集団」は軍隊です。
「井戸を掘るんだぞ」とか「医療活動だ」ってのも何の理由にもなりません。それらも「立派な兵站活動」ですから。
ちなみに、「兵站活動」は重要な「軍事活動」の一つです。状況にもよりますが「戦闘行動」より重要な場合も多いです。

ああ、もちろん出先で米軍と戦闘でもしてみせるなら「アメリカの援軍として」の部分は否定できるかもしれませんけど(・・しませんよね)それでも「派兵」である点は、揺るぎません。「軍隊がよその国で活動すること」が「派兵」です。そのものですから。

繰り返しますけど、「国内の定義」じゃなくて「よその国の人がどう思う」って話ですよ。

つまり、仮にイラクの人が今回の派遣に「すごく感謝してくれた」としても(そんな風にはならんと思うけど)それは、直接的には「アメリカ(および日本)の軍隊」に対しての感謝になるわけだわな。

「日本はイラクに派兵しました・・世界の他の国々の人はそう思います。」

って言う点は誰も言及してないみたいだけど、今回の論議では関係ないの?そう思われちゃって良いの?それってまずいんじゃないの?あ、ひょっとしてそう思って欲しいのかな?

それとも「日本がアメリカに援軍を出すのは世界の常識!」で当たり前すぎて誰も気にしてないの?

うーん疑問。国際問題なんだし、当事国として参加表明をしている国(=日本のことだよ)の人間としては他の国の人がどう感じるかをもっと議論した方が良いよなぁ。

夜食を食ってスタジオで思うこと・・でした

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