JAXAi(丸の内)

ディスカバリー号帰還の生中継をみるため、
吉祥寺から中央線で東京駅へ

駅からオアゾへ向かう地下通路

官庁と大企業が集まった丸の内には、
写真でいえばこんな感じの、独特のムードがある。
スーツ率、異様に高し。

通路の壁面にJAXAの展示を発見。
いつのまに?...そっか、ここに来るのは
姉さんと寿司食べたとき以来だから半年ぶり?
いや、もっと前だったかもしれない。
あのときは確か、なかったよね?
調べてみたら、こういう経緯だった

見応えのある展示なので、
道行く人が足を止め、じいーっと熱心に
見入っている。問答無用で惹きつけられてしまう魅力を、
宇宙からの画像は持ってるようだ

地下から、オアゾ1階へ

そこは吹き抜けの大きな空間
数年前に母とここでお茶したときに交わした会話を思い出す。

「人間はこういう大きな閉鎖空間(ドーム都市)に閉じこもって、地球環境にストレスを与えることなく暮らせばいいんだよ。で、ドームの外はてつかずの荘厳な自然。野菜や肉も工場生産できる時代だし。それでいいじゃん。」

母は宇宙人でも見るような目つきでわたしを見た。
彼女は人間が大地(地球)から切り離されて生きてゆけるわけない、
という固い信念を持っている。

火星にゆける船があるなら、
片道切符でいいから乗ってもいいなあ〜
と思うきょうこのごろ...

閑話休題

JAXAの情報センターはオアゾの2階にある
何度も来ているのに、気づかなかったのはなぜ?
関心がソコ(宇宙)になかったから? あったなら、
確実に視覚はソレをとらえていたと思う。

JAXA i にはH2Aロケットのメインエンジン(本物)が展示されている。
人とくらべるとこれくらいの大きさ。コンパクトだが、すみずみにまで
熱く通ったメカニック魂がにじみ出ていて、渋い

日本のロケット開発史に胸を熱くしたい方は↓こちらがお薦め
JAXA 「日本の宇宙開発の歴史」
ダイジェストムービー

シャトル帰還予定時間までまだかなり時間があった。
時間をつぶすべく丸善へGO!

ここへ来ると、つい、本を買ってしまう。これでもかー!、
という品揃えに乗せられてウッカリ、こんな本を買ってしまった

モノ増やしたくないのに...(笑

なにはともあれ、きょうはシャトルだ
日本人宇宙飛行士を乗せた最後のシャトル君の地球帰還だ。
順調なら昨日着陸のはずが、天候が悪くて1日延びた。
それが理由。ここへこうして来たことの。

見守り現場の様子は当初はこんな感じ
1回延びて、90分後の着陸になったその時点ではこんな具合に

よかったね...無事、還ってこられて...

シャトルのミッションはあと2回
しばらくはロシア頼みになるが、NASAの次世代有人ロケットの開発も進んでいる
しかし、いずこも予算的にかなり厳しいもよう


《おまけのつぶやき》 近頃のお天気、ヘンじゃないですか? 

気候変動の原因が何にせよ、気温や降水量が大きく狂えば地球の生態系はトンでもないことになる。地球上で繁栄した生物種の絶滅は過去に何度もあった。だからいずれ人類も...と思っている

数年、地球規模でまともに食料ができなかったら人類はおわり。そういうときのために、閉鎖環境下における長期滞在技術、あたらしい食料確保の方法(主食の米や小麦、肉や野菜の工場生産とか)、エネルギー関連の技術革新(日本は原発を14基あらたに設置するらしいけどもっと他に良いシステムはないの?)、他惑星(今のところ火星)への移住などを真面目に検討しておくのが...いいかもしれない...たぶん

《愚痴》 この日は昼間に3D映画(2時間弱)みて、気分が悪くなった。目のピントがあいにくく、写真もへろへろ...。長時間の3D視聴は目と脳にダメージきます。要注意です。

このブログ記事について

このページは、polyphiliaが2010年4月20日 22:10に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「JAXA(調布)見学」です。

次のブログ記事は「新宿 2010年GW」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。