電卓

使用説明書

あやしい電卓・ストップウオッチ付き

仕事で使うために作った電卓です。
作業中によくある計算を簡単な操作で出来るように、いろいろとヘンな機能が組み込んであります。

必要な方は、どうぞご自由に使用してください。

ご注意

  • このプログラムの著作権は「ねこまたや」にあります。
  • 機能拡張やバージョンの更新は、不定期に「予告なし」に行われます。
  • バージョンによっては、不具合を含む可能性もあります。
  • このプログラムは無保証で公開されています。このプログラムを使用したことによる
    または使用しなかったことによる すべての不利益は保証されません。
  • ご使用は自己責任でお願いします。

    バグの報告や改善点のご指摘などは、ありがたく受けさせていただきます。
    その際は ねこまたやBBS または メール で。

    ダウンロードはこちら
    現在の主な機能
    電卓 わりと普通の電卓。10/2/8/16 進 および TC(タイムコード) に対応。
    時計 コンピュータの時刻を表示します。
    ストップウオッチ タイムコード対応。1-100fps の範囲で可変。
    単位換算 mm/インチ/DTPポイント/級数/ピクセル(解像度別指定)

    そのうち追加しそうな機能
    アラーム 時計に「アラーム」とか「タイマー」とかつけたいかも。
    りまぴん AEのタイムリマップ打ち込みツール機能をつけたいかも。



    使い方
    コンソール拡張ボタン (1)→ ← (A)各種アイコン
    キーボード拡張ボタン (2)→ ← (B)ストップウオッチ・時計表示
    ウィンドウフィットボタン (3)→ ← (C)電卓表示
    エクスプレッション評価 (4)→ ← (D)サブ入力エリア
    (ツールボックス)

    起動直後の画面は上のようにメインパネルの表示のみとなります。
    この状態で、パソコンのキーを使ってほとんどの機能がつかえます。
    作業補助用途なのであまり広い画面を占有しないように
    このような仕様にしております。
    必要にしたがって、キーボード拡張ボタンを使ってキーボードパネルを
    表示させてください。

    ツールボックスのボタン

  • (1) コンソール拡張ボタン
    一行で表示できない計算結果を表示するコンソールを開きます。
    メッセージなどが表示されることもあります。

  • (2) キーボード拡張ボタン
    クリックするたび画面デザインが変わります。下のように ループ動作します。


    キーボードの説明は、こちら。
    お好きな、サイズでご使用ください。

  • (3) ウィンドウフィットボタン
    ウィンドウサイズの自動追従がうまくいかない時に
    使います。ウインドウの内容にサイズを合わせます。

  • (4) エクスプレッション評価
    サブ入力エリアの内容を、エクスプレッションとして評価して、結果を
    コンソールへ送ります。詳しくはサブ入力エリアを

  • (A)メイン表示パネルの各種アイコン

  • (5)キーボード動作切り換え
    パソコンのキーボードの動作を切り換えます。
    電卓主体の動作とストップウオッチ主体の動作が切り替え可能です。
    詳しくは、こちらの対応表を見てください
    どちらのモードでも画面のボタンの機能は同じです。

  • (6)時計表示
    時計表示とストップウオッチ表示を切り換えます。
    ストップウオッチの操作を行うと基本的にはストップウオッチの表示に自動的に切り替わります。

  • (7)フレームレート切り替え
    クリックするたびにフレームレートの設定が変わります。ループ動作です。
    24FPS→30NDF→30DF→25FPS→100fps→24FPS…

  • (8)解像度設定切り換え
    ピクセル換算の際の解像度を切り換えます。
    電卓で入力した数値で解像度を置き換えます。単位はdpi。デフォルトは144dpi。
    設定可能な範囲は 1〜12000dpi です。

  • (9)電卓の計算モード切り換え
    クリックするたびに計算モードが変わります。ループ動作です。
    10進→2進→16進→8進→TC→10進…

  • (10)ランニングインジケータ
    ストップウオッチ計測中に針が走ります。片道1秒。
    クリックすると[Lap/Reset]ボタンの役目をします。

  • (B)〜(D)メイン表示パネルのコントロール
  • (11)ストップウオッチ状態
    計測状態を表示します。
    ready	リセット済み
    stop	計測停止中
    run	計測中
    run-lap	計測中-ラップ表示中
    
  • (12)ストップウオッチ・時計表示
    計測中の時間や現在時刻を表示します。
    クリックすると[Start/Stop]ボタンの役目をします。

  • (13)電卓表示コントロール
    左端に計算状態を表示します。
    右は、入力と計算結果の表示です。表示は12桁です。

    **このコントロールには直接文字列を入力することが出来ます。
    詳しくはこちら
    入力された文字列は、Javascriptのエクスプレッションとして評価されて
    その結果が現在のモードで有効な数値だった場合のみ、電卓の入力として
    受け付けられます。
    TC文字列も評価されます。例えば24FPSモード時に "00:00:1+12" と入力すると
    電卓のスタックに、1秒12コマに相当するフレーム数の 36 が入力されます。

  • (14)サブ入力コントロール
    現在未使用ですが、さらに1段の入力エリアがあります。
    将来の拡張用です

    **このコントロールに直接文字列を入力することが出来ます。
    ツールパネルの[exp.]ボタンをクリックすると、入力された文字列が
    Javascriptのエクスプレッションとして評価されて、その結果が
    電卓コントロールに表示されます。
    電卓コントロールに直接エクスプレッションを書くこととの違いは、
    直接入力場合は結果が数値以外の場合、その場で廃棄されますが、
    こちらの方法の場合結果が、文字列や配列などの場合でも表示、確認
    することが可能です。
    現在は主にデバッグ用です。


    **ボタンは、バージョン変更の際に入れ代わる可能性があります。 ご注意よろしく

    ボタンの機能とキーボードの対応


    何も書いていない部分は、キーの割り付けがありません。

    機能ボタンストップウオッチ
    モード
    電卓モード機能
    /

    キーボード動作モードの切り換え
    /t
    時計表示の切り換え
    ##FPS[1-5]
    フレームレートの変更
    ###dpi

    基準解像度の変更
    [Start/Stop][Space]
    ストップウオッチのスタート・ストップ操作
    [Lap/Reset][Enter]
    ストップウオッチのラップ・リセット操作
    <電卓モード>

    電卓の入力モード変更が出来ます。
    [DUP]

    電卓のスタックを複製します。
    [POP]

    電卓のスタックを一段捨てます。
    [EXC]

    電卓スタックの一番上と直下を交換します。
    [BS]
    [bs]入力の取り消し(1文字戻る)
    [CE]
    [del]入力の取り消し(最後の入力の取り消し)
    [AC]
    [esc]入力の取り消し(オールクリア)
    [Q]
    Q入力値を「級数」と見なして、他の単位に変換します。
    [pt]
    P入力値を「ポイント」と見なして、他の単位に変換します。*
    [in]
    I入力値を「インチ」と見なして、他の単位に変換します。
    [mm]
    M入力値を「mm」と見なして、他の単位に変換します。
    [px]
    p入力値を「ピクセル」と見なして、他の単位に変換します。
    [±]
    T入力の符号を反転します。
    [π]

    パイの近似値を入力します。現在の入力は置き換えられます。
    [√]
    R入力値の平方根を出します。現在の入力は置き換えられます。
    [÷]
    /入力値でスタックにある値を除算します。
    [%]
    %スタックにある値の入力値による剰余をとります。(これ、いらないような気がする)
    [×]
    *スタックと入力を掛けます。
    [^]
    ^スタックにある値を入力で累乗します。
    [−]
    -スタックから入力を減算します。
    [+]
    +スタックと入力を加算します。
    [=]
    =保留中の計算を実行します。
    [ ]予備ボタンです何もしません。
    [0]-[9]
    [0-9]数値入力、モードによっては入力できません。
    [A]-[F]
    [a-f]数値入力、モードによっては入力できません。

    電卓としての動作は、比較的普通です。

    例えば

    123 × 456 を計算したい場合
    [1][2][3][*][4][5][6][=]

    (123 + 456) ÷ 3 を計算したい場合
    [1][2][3][+][4][5][6][/][3][=]

    等々、普通の電卓のように入力して計算してください。

    [DUP]/[POP]キーはメモリーとしてつかえます。
    クリックすると、現在の値がメモリに積まれます。
    いくつでも記録できますが、スタック動作するので先入れ後出しになります。



    実は、このプログラムの電卓部分は「スタック型」の計算機になっております。
    入力中は、常にスタックトップの値を編集しています。
    計算キーの入力があると 値がプッシュされて新しい値がスタック上で
    編集できるようになります。
    「=」キーまたは次の計算キーが入力された時点で計算が行われて
    スタックの最上部に結果が残る仕組みです。
    普通の電卓はそうなっている…と思ってるけど、このごろはそうでもない?

    メモリ機能は、このスタックをそのまま使っています。


    単位換算


    だんだんと機能を追加して行く予定ですが、現在は「単位換算」だけが
    実装済みです。

    級数 - ポイント - インチ - mm - ピクセル の5つの単位を一括して換算します。

    換算方法
    1. 電卓の入力に換算したい数値を入れます。
      直接入力、コピーペースト、電卓の計算結果 いずれでもかまいません。
      例:電卓部分に 123を入力する。

    2. 入力した値がどの単位であるのかを、単位ボタンで指定します。
      例:123mmであることを指定するために、[mm]ボタンをクリック

    3. このとき、コンソールが表示されていなければ、
      自動的にコンソールが開いて、そこに換算結果が表示されます。

    換算は以下のような計算で行われます。

    Q	級数	1級 = 0.25mm JIS
    pt	ポイント	1point = 1/72inch DPTポイント 
    in	インチ	1inch = 2.540mm
    mm	ミリメートル	1mm = 1/1000M
    px	ピクセル	解像度依存です。基準解像度を指定します。デフォルトは144dpi
    


    基準解像度の変更


    変更方法
    1. 電卓の入力部に変更する値を入れます。
      直接入力、コピーペースト、電卓の計算結果 いずれでもかまいません。
      例:電卓部分に 350を入力する。

    2. 解像度アイコンをクリック
      例:現在の値が表示されている解像度のアイコンをクリック

    3. 新しい解像度がセットされます。

    有効な解像度の範囲は 0よりも大 12000よりも小 です。




    こんな感じ…そのうち機能増えます。ぼちぼちね
    2005/Nekomataya/kiyo