以前作ったjavascriptのストップウオッチを MacOSX のDashboard環境に対応させてみました。
前回の版は、標準のフォームエレメントを多用しておりましたが、せっかく「何となくオシャレ」なダッシュボード環境なので画像パーツを書き起こして一応「それっぽい」カンジを目指してみました。
思いつきで文字盤を付けて針式ストップウオッチのまねなどしてあります。 さらに某ストップウオッチの話を聞いたので…1周6秒にしてみました。
ダウンロードしたアーカイブを解凍してえられたディレクトリをお好みの場所に置いて(もちろんwwwサーバ上でオッケー)ディレクトリ内のindex.html をブラウザで読み込んでご使用ください。
dmgディスクイメージをダウンロードしてマウントしてください。
ディレクトリ内の nas_STW.wdgt をダブルクリックしてください。
システムが自動的にファイルをダッシュボード領域へ移動(インストール)します。
アンインストールするには、システムのダッシュボードの管理から削除を選んで、ウィジットをごみ箱へ移動してください。
ダッシュボード環境では、一般のブラウザで使用できるいくつかの機能が使用できません。これはダッシュボードの仕様みたいです。堪忍してね。
ボタンと各表示領域の説明をします。
目盛りは固定で1秒24分割してあります。
状態は ready/stop/run/run-lap の4つの状態があります。
クリックすると表示が入れ代わります。 スタート・ストップ ラップ・リセット等の動作を 行うと時計表示は終了してストップウォッチモードになります。 時計表示のときはコンピュータの内蔵時計の時刻を表示します。 時計表示は、デフォルトで12時間(午前・午後)形式です。 24時間表示に切り換え可能です。
計測単位(フレームレート)は、数値キーまたはパネル裏面のドロップダウンリストで変更できます。
このボタンで計測を開始・停止します
このボタンは、計測中はラップを取ります。 停止中はリセットボタンになります。
画面下側のラップ表示エリアをクリアします。
4個の表示エリアがあります。 変更したい人は、後で説明する チューニングしよう を参照してください。
ストップウオッチの裏側を表示します。 なくても良いのだけれど。付けちゃいました。 ダッシュボード環境では、アニメーションでパネルがひっくり返ります。
では、試しに使ってみましょう
時計表示 が ストップウォッチ表示 になって計測を開始します。
(状態は stop から run に変わります)
(状態は stop)
(状態は run)
計測中に LAP/RESET ボタンを押すとラップ表示で止まります。 また、記録したラップは、ラップ表示エリアに送られて記録されます。
(この状態を run-lap(ラン-ラップ)と呼びます。)
run-lap 状態では、計測が続いています。
TC表示の部分は最後のラップタイムを示し文字盤の針は回転を続けます。
新しいラップタイムが表示され ラップエリアの表示は一つ下に送られて さらに計測が続きます。
状態は、run-lap のままです。
ラップは、4個まで表示できます。4個を超えると古いものが消えます。
それ以上のラップが必要な方は、ログを参照してください。
ラップ表示は、必要がなくなったらClear-Lap ボタンを押して消去できます。
計測レートをショートカットキーで変更できます。
キー | レート | 説明 |
[1] | RT | 100分の1秒表示 時間表示形式は 時:分:秒.駒 |
[2] | 24FPS | 24分の1秒 時間表示形式は 時:分:秒+駒 |
[3] | 30NDF | 30分の1秒 時間表示形式は 時:分:秒:駒 |
[4] | 30DF | 29.97分の1秒 時間表示形式は 時:分:秒;駒(** NTSC方式 ドロップフレームカウント) |
[5] | 25FPS | 25分の1秒表示 時間表示形式は 時:分:秒-駒 |
計測中もモードを変更できます。(特に禁止していません)
**内部的には実時間を計測して各レートに合わせた出力を行っているため、一回の計測に各レートが混在できます(あまり(全然?)意味はないぞ) ただし 多分混乱するだけなのでやらない方がよいでしょう。レートを間違えて 計測を始めたときなどは役に立ちます。(・・・とほほ。)
時計表示とストップウォッチ表示が切り替わります キーボードの[T]キーを押しても切り替えできます。 計測中でも時計表示を選択できます。(計測は続行します) 停止・計測等の操作をすると自動的にストップウォッチ表示に切り替わります。
計測記録の欲しい方は、 キーボードの[L]キーを押してして操作ログを表示できます。 たくさん計測して、平均を取る時などは便利かもしれません。
ダッシュボード使用時はログウィンドウの表示はできません。
左ボタンが Start/Stop 右ボタンが Lap/Reset
通常は、マウスだけで計測・ラップ・リセットの動作ができます。
ご使用のブラウザによっては、この機能は使えない場合があります。
キーボードだけですべての操作ができます。
ご使用のブラウザによっては、この機能は使えない場合があります。 また、日本語入力がオンになっていると操作が効かない場合があります。
えー、まあ普通のストップウオッチです。 市販のストップウォッチとの差は、24コマモードや、30コマモード等の フレーム計測モードがあるくらいです。 今回は、6秒文字盤が普通でない所でしょうか?
一コマ以下の時間単位は切り捨てです(当然ですが・・)
ドロップフレームのカウントは、NTSCの規格に準拠しています。 フレーム総数は、29.97 fps で計測して、0分 10分 20分 30分 40分 50分 以外の 毎正分冒頭の 0秒0フレームと 0秒1フレームをドロップカウントする方式です。
…モチロンお気づきかと思いますが、これができたからといって、 ストップウオッチとしては、何のメリットもありません。 ちょっと、変な感じにしたかったので付けてみたのです。ああ、無意味
さらに javascriptは、リアルタイム性が低いのでわりと簡単に イベントが遅延して困った状態になります。
通常のデスクトップで使用する際は、計測誤差は許容範囲に 納まりますが… ま、あまり期待はできないのです。
みなさまの感想をお待ちしております。
2005/09/23 Nekomataya/kiyo
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Nekomataya/kiyo 2005 2005 09 23 Frame Timer